Joさんの旅情報

イスラエルNow

2013年4月14日


イスラエルのニュースを聞かない日はないぐらいよく耳にします。しかし、テロや紛争のイメージが強く、危険地域と思われがちです。しかし、イスラエルを旅してみると、安全で世界からの観光客で溢れるイスラエルがそこにありました。

少しの危険も感じることなく、ゴラン高原やヨルダン川西岸、海抜マイナス400メートルの死海をレンタカーで回ってきました。パレスチナ自治区へは日本のパスポートがあれば(ガザ地区は入れない)レンタカーで自由に出入りができます。

イスラエル国内は高速道路が縦横に整備されています。パレスチナ自治区に入ると、昔と同じように山羊や羊と自給自足しながら暮らす遊牧民の姿があり、近代国家イスラエルとは大きな格差を感じました。

パレスチナとイスラエルとの経済、軍事格差は歴然としており、パレスチナがテロや自爆行為でしか反発することができない現実を強く感じました。イスラエルの国土は四国ぐらいの大きさで、エルサレムより北半分は肥沃な農地が広がり、南半分は岩の大地と砂漠が広がる不毛の地です。

イスラエルではアラブ諸国からの原油調達ができないために、中南米から輸入したガソリンはリッター220円で、電気・ガスも同様です。ホテルや物価はニューヨーク、東京並です。

ソウルからテルアビルへの直行便が就航し、キリスト教徒が多い韓国からの訪問が増えているそうです。日本人の観光には馴染みが薄いイスラエルですが、安全で歴史的見所が豊富で、見たことのない宗教の原点がそこにはあります。
ぜひエルサレム、テルアビルを旅してください。

Jo


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