Joさんの旅情報

ネパール

2011年5月


今から一億年前、インド亜大陸とアジア大陸の間は広い海でした。そのインド亜大陸が7000年前にアジア大陸とぶつかり始め、押されて押し上げられてヒマラヤ山脈が形成されました。ネパールはそのヒマラヤ山脈を背に東西890kmの細長い国で、北は中国チベット、南はインドに国境を接しています。首都は標高1300mにあるカトマンズで、国の人口は2600万人、宗教はほとんどがヒンドゥー教で少しチベット仏教が混在しています。
この国の印象は、特にエベレストやアンナプルナなど8000m級の山々が連座し、山好きにはたまらない一級の観光地です。

最近は重たい荷物を担いで登らなくてもヘリコプターで3440mのナムチェまで一気に飛んで、3時間だけ歩いて登るとエベレストが正面に見えるホテルが待っているという旅も用意されています。

1953年5月エベレスト8848mに初登頂したヒラリーは登山道沿いに学校や病院を寄贈し感謝を形に残したそうです。マナスル8163mに初登頂した日本隊は戦後の日本に大きな勇気を与えました。

しかし、当時の外貨持ち出し規制のなかで日本はヒラリーのような地元貢献ができませんでした。最近になってマナスル麓に日本支援の学校ができています。そんななかでフィリムという村にある340人の小中学校に行って、その素晴らしい活動を見せていただきました。

詳細はインターネット検索「AAF」で見てください。
国にとって教育がいかに大切で辛抱強く積み重ねなければならないことかもよくわかりました。今、日本人として自分ができることをやっていきたいと思います。


Jo


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